転職経験者である私が、入社の挨拶で好印象を得るコツやメールの書き方についてお伝えします。
入社の挨拶で、どうすれば好印象を与えることができるか疑問ですよね。それに、直接挨拶できなかった人にはメールを送るべきか迷います。
実は好印象を与えるにはコツがあります。また挨拶のメールは要点を押さえれば簡単です。
転職経験者である私が実践し、好印象を与えることができた方法をいくつかご紹介します。これを読めば、入社初日も怖くありません!
そんな私流「入社挨拶で好印象を得る方法・挨拶メールの書き方」について、これから詳しくお伝えしていきますね。
1.入社初日に気をつけること
入社初日というのは、期待と緊張が入り混じり何だか落ち着きませんよね。入社初日に向け一番大切なのは「事前準備をしておくこと」です。
「当日の朝に準備しよう。」と考えていたとしても、意外に時間はないものです。入社初日に失敗しないために気をつけるべき点は以下の通りです。
身だしなみを整える
人の第一印象というのは、見た目で決まると言っても過言ではありません。
どれだけ仕事ができる人物だとしても、どれだけ気配り上手な人物だとしても、締まりのない格好であれば相手に与える印象はあまり良くないかもしれません。
「清潔感」を大切にし、職場の雰囲気にあった服装や髪型を選択しましょう。どのような服装にするべきか悩む際はスーツを着用する、または事前リサーチするのもひとつの手ですよ。
持ち物を確認する
入社直前に準備をはじめ「提出書類が準備できなかった」と言った事態が起きないよう、早めに持ち物の確認を行いましょう。
余裕のある段階から持ち物の準備を行うことで、提出書類が不足していた場合にも対応することが可能です。また、持ち物の再確認が十分できるので当日忘れ物をする心配も低いですよね。
以下、入社初日に必要な物をまとめました。再確認を必ず行い忘れ物を防止しましょう!
【入社に必要な物リスト】
- 提出書類
- ハンカチ
- ティッシュ
- 腕時計
- 筆記用具(ペン類、クリアファイル、付箋、メモ帳、スケジュール帳など)
- ICカード・定期券
- 携帯電話
- 印鑑
- 受け取った荷物を入れる大きめの袋
- その他職場で必要な物
挨拶の内容を考えておく
入社初日は、挨拶する場面が多いですよね。「緊張して話す内容が頭に浮かんでこない…。」と言った事態を避けるために、挨拶の内容を事前に考えておくことは大切です。
挨拶の内容を考える際は、ざっくりとした内容で大丈夫です。セリフのように一文字一文字考えてしまうと、忘れた際に焦ってしまいますよね。
「こんな感じで話そうかな?」と、ある程度頭に入れておくようにしましょう。
時間・場所の確認
職場まで公共交通機関を利用する際、遅延する可能性は十分あります。また、初めて行く場所だと道に迷う可能性もあります。
「家をギリギリに出た挙句、道に迷い遅刻確定。」なんて事態を避けるために、時間には余裕を持ち、集合場所までのルートを事前に確認しておきましょう。
2.挨拶が仕事の流れを左右する
新しい職場で挨拶を交わす場面は多いですよね。スムーズに会社に溶け込めるよう、自分から進んで挨拶することはとても大切です。
良い人間関係を築くことができれば疑問点も聴きやすく、何より楽しく仕事ができますよね!相手に良い印象を与えることができるよう挨拶する内容をある程度決めておきましょう。
自己紹介で話すべき内容は以下が無難です。
自己紹介で話す内容
- 自分の名前
- 前職の業務内容・経験(新卒の場合は出身地・最終学歴など)
- 新しい職場での意気込み
入社初日に挨拶できなかった場合はメールを送り、後日直接挨拶してくださいね。円滑に仕事を進めるためにも良い人間関係を築いていきましょう!
3.好印象を与えるコツ
初対面の段階で、「やる気があるな」「一緒に働きたいな」と好印象を与えることができれば嬉しいですよね!実は少しの意識で好印象を与えることは可能です。
以下のことを、ぜひ実践してみてください!
- 出社時間、場所には余裕を持つ。
- 自分から積極的に挨拶をする。
- 会話をする際、笑顔・謙虚さを意識する。
- 新しい職場での業務内容・業界に関する知識などを確認しておく。
- 肩の力を抜きリラックスし、落ち着いて話す。
新しい職場に慣れるまで緊張すると思います。しかし「笑顔・謙虚さ」を意識することで良い印象は作られます。
肩に力を入れすぎず、リラックスして自分らしく頑張ってくださいね!
4.メール文に入れる内容
入社初日に直接挨拶できなかった場合、メールを送ると丁寧です。しかし「入社の挨拶メールは、一体どんな文を送ればいいのだろう。」と悩む方も多いと思います。
業務関係のメールは日々たくさん送られてくるので、必要な内容がすぐにわかるよう簡潔な文章にしましょう。
メール文に入れる内容は以下になります。(すでに挨拶を済ませた方に送る必要はありません。)
メール文に入れる内容
- 件名(挨拶メールであるという用件)
- 本文
・自分の名前
・前職で担当、経験した業務内容(新卒の場合は最終学歴など)
・新しい職場での意気込み
メール文を送る際は、上司に確認してもらい送るようにしましょう。すぐに確認してもらえるよう、入社準備の段階から内容を考えておくのがベストです。
また入社挨拶のメールを送った際は、後日直接挨拶することを忘れないでくださいね!
5.入社の挨拶メール 例文
入社の挨拶メールの例文をいくつかご紹介します。送る相手によって内容が変わってくるので、自分なりにアレンジしてみてくださいね!
上司へ向けた入社の挨拶メール(中途入社の場合)
件名: 入社のご挨拶【中途入社 〇〇(自分の名前)】
技術部
△△課長
はじめまして。突然のメールで失礼いたします。
本日付で入社した企画部配属の〇〇(読み仮名)と申します。
本来であれば直接ご挨拶させていただくべきですが、まずはメールで失礼します。
前職では営業職で3年間勤めておりました。
前職とは異なる職種であるため△△課長にご迷惑をおかけすることもあるかと存じますが、一日でも早く戦力となれるよう精一杯努力いたします。
ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
企画部配属
〇〇(自分の名前)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上司へ向けた入社の挨拶メール(新卒入社の場合)
件名:入社のご挨拶【〇〇(自分の名前)】
技術部
△△課長
はじめまして。突然のメールで失礼いたします。
本日4月1日より入社いたしました〇〇(読み仮名)と申します。
○○大学△△学部を卒業し、この度企画部への配属となりました。
まだ入社したてでわからないことばかりですが、
一日でも早く仕事を覚え、皆様のお役に立てるよう頑張りたいと存じます。
△△課長にはご迷惑をおかけすることもあるかと存じますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〇〇(自分の名前)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
配属先全員へ向けた入社の挨拶メール
件名:配属のご挨拶【中途入社 〇〇(自分の名前)】
企画部の皆様
はじめまして。突然のメールで失礼いたします。
本日4月1日より企画部に配属されました、〇〇(読み仮名)と申します。
前職では営業職で3年間勤めておりました。
お客様のニーズに応えることができる企画に魅力を感じ、入社いたしました。
早く仕事を覚え、皆さんの力になれますよう努力します。
ご導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
企画部配属
〇〇(自分の名前)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
取引先全員へ向けた入社の挨拶メール
件名:入社のご挨拶【株式会社△△ 〇〇(自分の名前)】
株式会社××
営業部 □□ 様
はじめまして。突然のメール失礼いたします。
本日4月1日より入社いたしました〇〇(読み仮名)と申します。
略儀ながら、まずはメールにてご挨拶失礼いたします。
前任者の〇〇より、御社の担当を引き継ぐ運びとなりました。
至らない点も多々あると存じますが、一日でも早くお役に立てるように努めます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
株式会社△△
企画部配属
〇〇(読み仮名)
会社住所・連絡先など
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まとめ
- 入社初日は「事前準備しておくこと」が大切。
- 自己紹介で話す内容を事前に決めておく。
- 好印象を与えられるよう特に「笑顔・謙虚さ」を意識する。
- 直接挨拶できなかった方に、必要な内容がすぐにわかる「簡潔な文のメール」を送る。
入社の挨拶で好印象を得る方法や、挨拶メールに入れるべき内容についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。
事前に準備することで心にゆとりが生まれ、入社初日にリラックスした状態で出勤できます。
ぜひ、今回ご紹介した方法を参考に新しい職場で頑張ってくださいね!
コメント