「就職したばかりなのに会社を辞めたいと考えている自分は普通ではないのか?」
「もう会社にいくのがイヤで仕方がない」
こんなことを感じながら会社に行っていませんか?今は新卒から定年まで同じ会社で勤務するのは珍しい時代になっています。退職を考えるのは当たり前ですよ。
この記事では退職理由に多いものと退職する前にすべきことをご紹介します。
最後までご覧いただくと、あわてることなく退職に向き合うことができますよ。
大卒1年目で会社を退職した人は1割
大卒1年目で10%の人が会社を辞めています。2年目、3年目も同じ数字で推移しています。
2018年では3年で会社を退職した人は31.2%に上ります。
退社した人がこれだけいるので離職しようと考えるのは普通かもしれません。
退職理由ランキングTOP5
早々に退職してしまうのはどんな理由なのでしょうか?
退職理由ランキングTOP5は下記の通りです。
- 1位 上司の仕事の仕方が気に入らない
- 2位 労働環境に不満がある
- 3位 周りとコミュニケーションが合わない
- 4位 給与が割に合わない
- 5位 仕事が楽しくない
1位 上司の仕事の仕方が気に入らない
責任は部下に押し付けて手柄は全部自分のものにする。いわゆる「上司ガチャ」が退職理由の第1位です。
上司は選べないし、こんな上司の元でも、毎日仕事をせざるを得ません。逃げ出せないのでストレスが溜まってしかたないですね。
2位 労働環境に不満がある
勤務時間が長い、休みが取れないやセクハラをされるのように働く環境に対するイライラ感が第2位です。
上司から「有給は辞めるときに使うもの」なんて言われた日には辞めたくなりますよね。
3位 周りとコミュニケーションが合わない
同僚、先輩や上司とソリが合わないのようにコミュニケーションが周りと合わないのが第3位です。
仕事は1人でするものではありませんから、周りに合わせた接し方をしなければいけなません。周囲とうまくやっていけないと辞めたくなってしまいますね。
4位 給料が割に合わない
平均年収よりも低かったり、これだけ仕事をしているのに給料が低すぎるというように仕事内容と給料の釣り合いが取れていないのが第4位です。
がんばって仕事をして成果を出しているのに給料として返ってこないとやる気を失いますよね。
5位 仕事が楽しくない
やりたい仕事ができなかったり、提案しても全く採用されないなどの仕事が楽しくないが第5位です。
人生の中で仕事をする時間は長いのでやりたいことができないのは辛いですね。
退職する前にすべきこと
辞めたい気持ちは理解できますが、辞める前にしておくべきことがあります。
辞めてしまうなら、計画的に行動していきましょう。
辞める前にすべきことは下記の通りです。
- 異動を願い出る
- 転職エージェントに登録する
- 6ヶ月分は貯めておく
異動を願い出る
今の職場が辛いなら異動すれば解決できるかもしれません。とはいえ会社の人事なので受け入れてもらえるか分かりませんね。
しかし申し出なければ、今の辛い状況は変わりません。辞める前に異動願いを出して解決できるか試してみましょう。
転職エージェントに登録する
辞める前に転職エージェントに登録しておきましょう。
登録するのは辞める前ですよ。辞めてから転職活動してもすぐに希望の職種に採用されるかは未定ですよね。
転職には年収が下がったり、今より環境が悪くなるリスクがあるかもしれません。
しかし転職活動自体にはリスクはありません。転職エージェントは無料で使えます。自分の市場価値を知るにもいい機会です。辞める前に登録を済ませておきましょう。
6ヶ月分は貯めておく
もう耐えられないときは転職先が決まる前に辞めるしかありません。
辞めてから次の職を探すのでその間収入はゼロになります。自己都合で退職をした場合は雇用保険の給付が始まるまでに4ヶ月くらいかかります。
最低でも4ヶ月分、余裕を持って6ヶ月分は貯めておくのが良いでしょう。
もうガマンできずに辞めてしまっても、蓄えがあると一歩踏み出しやすいですね。
まとめ
今回は退職理由ランキングについて解説しました。不当な扱いを受けていると感じたら、まずは上司や同僚などに話してみましょう。
それでも環境が良くならないようであれば一歩踏み出してみるのがいいかもしれません。勇気あるあなたの一歩を応援しています。
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